ハスクバーナ701のウィンカー交換方法と沼にはまりかけた話
前のツーリングの帰りに家の前でこけた話をしましたが、その時に右リアウィンカーも実は折れいて、断線していました。(´・ω・`) そこで直すことにしました。
実際に交換するときかなり沼にはまったので手順を書いておきます。
KTM 690とは違うぞハスクバーナ701
ご存じだとは思いますがハスクバーナ701の兄弟車にKTM690 EnduroR/SMC-Rという車種があります。基本的に共通パーツ多いですが、差別化されているところもあります。その一つがこちら、ウィンカーが元からLED化してあります。
KTM POWER PARTS KTMパワーパーツ/LED ウインカー 690
こちらの12000円くらいするのがついています。
690のと比べてシュッとしててかっこいいです。
ただ転倒するとリアが折れてしまいます。頻繁にオフロードでこけるのにいちいち変えてたら、財布が持たないので折れないウィンカーに交換することにします。
ウィンカー交換に必要なもの
交換するウィンカーはいつものワレンズミニです。
5台のバイクにこれをつけてきたので信頼しています。根元はラバーになっていて柔軟性があり、レンズは割れても400円ほどで補修パーツが買えます。
元がLED用のウィンカーリレーですので、ハロゲンのウィンカーを使う際はリレーも交換する必要があります。またよくある、2PinL字型のコネクタではないため、500円くらいで売られている汎用のものは使えません。
3Pin並列(横一列)タイプです。配線も3本来ていますので、2本のものですと使用できません。(これで無駄な買い物をしました。)
WEBIKE MODE ウェビックモード/LED対応ワイドワットウインカーリレー
ウィンカーステーは必要なさそうです。
固定用の適当なボルトを用意してください。
沼にはまった一例
正しい手順を書く前に沼にはまったことを書いておきます。
- とりあえずリアウィンカーだけ交換してみる。→点灯しない(純正リレーだとダメだと気づく)
- デイトナのリレーは高いので適当な3Pinで2本配線のリレーを付けてみる。(まだWEBIKE MODEで売っていることに気づいていない)→点灯しない
- WEBIKE MODEのウィンカーリレーを買って付ける。→点灯しない、なぜかリレーの根元から線が抜ける
- 前後ウィンカー交換してみる。→点灯しない
- リレーの配線が違うことに気が付いて入れ替えてみる。→シュート頻発、ヒューズを5つ無駄にする。
- とりあえず純正に戻してみる。→当然点灯する。
- リレーの配線を別のに入れ替える。→純正LEDウィンカーが点灯!!
- ワレンズに入れ替えてみる。→無事点灯!!!
という流れで交換することができました...
ウィンカーリレーの配線を入れ替えるところがみそです。
この試行錯誤の部分省いていますが、テスター大事ですほんと。あと回路図。
正しい手順
ちょっと写真少な目です。前後同時進行という前提で話を進めていきます。実際は後ろからやりました。
外装をとる
フェンダーレスの時と同じように外装を取ります。
純正ウィンカーを取り外す
コネクタを外して、純正ウィンカーを取り外します。
ギボシ端子にする
ウィンカー側だけ加工をしてメインハーネスは傷つけたくないのですが、純正ウィンカーは抵抗が入っていて、配線の余裕がありません。そのため、車体側も加工して、ギボシで接続します。
車体側は茶色の線がマイナス、黒と紫がプラスです。ワレンズミニ側は、黒がマイナス、白/黒がプラスです。
取り付けと配線
ワレンズミニを車体に取り付けましょう。線を通す穴がないのでドリルで穴をあけます。右の穴を拡張するとよいです。
ウィンカーリレーの加工
これが大事です。
購入したままだと、右から緑、黒、赤という順番になっていると思います。
これを下の写真のように右から赤、緑、黒という順番に変えてください。
これで点灯します。
こんな感じ
ぎりぎりステーはいらないかな?
〇のウィンカーなので合わないかと思いましたが会いましたね。
いろいろ書きましたがおすすめは純正です!
かっこいいし。